東京外国語大学(以下、外大)、2016年11月23日(水)ブラジル・サンパウロ州にあるカンピナス州立大学で開催された日本留学フェア(主催:筑波大学)に参加しました。外大への留学プログラムの説明と外大がリオ・デ・ジャネイロ州立大学(以下「リオ州立大学」)内に設置するGlobal Japan Office(GJO)の活動紹介を行いました。同オフィスは、日本研究・日本語教育の実施拠点として、ブラジル全体におけるネットワーク拠点の役割を果たすために、2016年3月に開設されました。外大は同留学フェアにおける全体説明会のトップバッターとしてプレゼンを行いました。参加大学6校中、唯一ポルトガル語で行ったこともあり、参加学生にとってわかりやすくインパクトのあるプレゼンになりました。また、外大のプレゼンの中で最も注目を集めたのは、外大と東京農工大学・電気通信大学が連携して実施する、大学の世界展開力強化事業(中南米)「日本と中南米が取組む地球的課題を解決する文理協働型人材養成プログラム(La-CEP)」でした。一ヶ月間の日本語・日本事情教育と日本企業等でのインターンシップが含まれ、月額80,000円の奨学金に加え、往復の渡航費も支給されます。日本に留学したいけれども、金銭的な不安を抱える多くのブラジル人学生にとってはとても魅力的なプログラムに映ったようでした。その結果、午後に行われた個別相談会においては、予想を上回る多くの学生が来場し、外大ブースは大勢の学生で賑わい、終了時間ぎりぎりまで資料をもらいに来る学生や、説明を聞きに来る学生が後を絶ちませんでした。また、外大の留学促進マスコットキャラクターのトビタくんも大変な人気で、彼を目にした学生らは口を揃えて「Que bonitinho!(なんてかわいいの!)」と言っていました。
tobita_character

外大の留学促進キャラクタートビタくん

日本留学を希望する学生でいっぱいの会場
news20161201_1

ポルトガル語で大学のプレゼンを行っている様子
news20161201_2

熱心にプログラムについて説明を聞く学生たち
news20161201_3