受入
(1)短期型:異文化交流プログラム
中南米諸国から学生(学部生・大学院生)を4週間程度受け入れます。受入れに当たっては、次の取組を実施します。
- 東外大の「機能強化」課題として重点的に拡充している日本語・日本事情教育のプログラムを活用して日本語教育などの事前教育を1週間程度実施。
- 学生の専門性に合わせて課題を設定し、企業での短期研修を組み込入れた3大学の研究室における2~3週間程度の実習。
異分野交流プログラム修了者には、 各大学で修了認定書を授与します。
(2)中期型:地域理解プログラム
中南米の大学から、単位取得を目的として1~2セメスターの学生(学部生・大学院生いずれも)を受け入れる。受け入れる学生は、東外大・農工大(学部生・大学院生)、電通大(大学院生)とします。受け入れた学生は、次の取組を実施します。
- 東外大の日本語・日本事情教育のプログラムを活用して日本語教育を1か月程度実施 (4~6単位)。特に日本語の履修状況を踏まえ、継続的にフォローアップします。
- 各大学で受け入れた学生の専門性に合わせた学部教育・大学院教育を実施。学部生については、農工大は AIMS プログラムを活用し、「先端科学農学・食料技術コース」「環境志向技術工学革新コース」で受け入れ、専門科目14単位を取得。電通大は、ICT を活用した農業技術管理、工業技術及び環境エネルギーをテーマとする「国際イノベーティブ人材養成コース(仮)」を新設。東外大は地球規模の課題をめぐって、英語による「総合国際学速習コース(仮)」を新設。大学院生については、研究室単位で受け入れます。
- ミサワホーム・ 日産・NECなど日本の企業等で2週間~1か月程度のインターンシップを実施。
- 成果を確認するため3大学協働でラップアップ・ワークショップを実施。
プログラム修了者には、3大学共同で修了認定書を授与します。
(3)長期型:ダブルディグリープログラム
【派遣・受入れ】
学位取得を目的として 1 年間以上の学生派遣・受入れを実施します。対象学生は、3大学ともに大学院生とします。派遣・受入れは、派遣先・受入れ先大学の大学院課程に従います。東外大は、グアナフアト大学(メキシコ)、電通大は国立工科大学(メキシコ)、農工大は、チャピンゴ自治大学(メキシコ)とのダブルディグリーの実施を目指します。なお、チャピンゴ自治大学はすでにラ・モリーナ国立農業大学(ペルー)と大 学院課程でのダブルディグリーを実施しており、農工大もこのスキームを活用してダブルディグリーを実施します。なお、派遣にあたっては、東外大で開講するスペイン語・ポルトガル語初級コース(4週間)、中南米諸国の文化・社会経済、科学リテラシー、危機管理などの事前教育を実施します。